木の伐採費用をできるだけ抑えたいとき、「シルバー人材センターに頼めないかな?」と考える人もいるでしょう。
木の伐採をシルバー人材センターに頼める地域はあります。ただし、すべてのシルバー人材センターが伐採に対応しているわけではありません。
また、対応している場合でも木の高さや太さ、作業場所などに制限が設けられていることがあります。
高木や大木、電線・住宅に近い木などは対応できないことがあるため、まず地域のシルバー人材センターに「伐採を受け付けているか」「自宅の木の高さで対応できるか」を確認する必要があります。
この記事では、シルバー人材センターに木の伐採を頼めるケース、料金の考え方、伐採業者との違いを解説します。
- 木の伐採はシルバー人材センターに頼める?
- 木の伐採をシルバー人材センターに頼めないケース
- 木の伐採をシルバー人材センターに頼む料金はいくら?
- 木の伐採はシルバー人材センターと伐採業者のどちらが安い?
- 木の伐採|シルバー人材センターと伐採業者の違い
- 木の伐採をシルバー人材センターへ頼むメリット
- 木の伐採をシルバー人材センターへ頼むときの注意点
- シルバー人材センターへの木の伐採依頼が向いているケース
- シルバー人材センターではなく伐採業者を検討するケース
- 木の伐採をシルバー人材センターへ依頼する前に確認すること
- 木の伐採とシルバー人材センターについてよくある質問
- まとめ|木の伐採をシルバー人材センターへ頼むなら対応範囲を確認
木の伐採はシルバー人材センターに頼める?
結論からいうと、地域によって異なります。
シルバー人材センターでは植木の剪定や草刈りなどを扱っているところがありますが、伐採については対応が分かれています。
実際に、
- 一定の高さまでなら伐採に対応するセンター
- 高木の伐採は受け付けないセンター
- 伐採そのものを受け付けていないセンター
があります。
そのため、「シルバー人材センターなら木を切ってもらえる」と考えて申し込むのではなく、地域のセンターで仕事内容を確認することが大切です。
木の伐採をシルバー人材センターに頼めないケース
伐採に対応しているシルバー人材センターでも、どんな木でも依頼できるわけではありません。
特に次のようなケースは対応が難しくなることがあります。
高い木
安全上の理由から、作業できる木の高さに上限を設けているセンターがあります。
たとえば3mや4m、5mなどを基準として、それを超える高木を対象外としている例があります。
基準は全国共通ではないため、自宅の木がおおよそ何mあるのかを伝えて確認しましょう。
シルバー人材センターでは対応できない高さの木については、大木の伐採費用も参考にしてください。
太い木
高さだけでなく、太い幹の切断を受け付けていないセンターもあります。
長期間育った大木は、木の高さだけでは作業できるか判断できません。
問い合わせるときは、幹のおおよその太さも伝えるとよいでしょう。
電線の近くにある木
電線に枝がかかっているなど危険を伴う場所では、作業を断られる場合があります。
電線へ接触している木については、自分で伐採しようとせず、状況に応じて電力会社や対応できる専門業者など適切な窓口へ相談してください。
斜面など足場の悪い場所
木自体がそれほど高くなくても、急な斜面や足場の不安定な場所では作業できないことがあります。
シルバー人材センターでは会員の安全確保が重視されるため、現地確認によって依頼を断られる場合もあります。
木の伐採をシルバー人材センターに頼む料金はいくら?
シルバー人材センターの伐採料金には、全国一律の料金表はありません。
地域によって、
- 1時間あたり
- 半日・1日あたり
- 木1本あたり
など料金体系が異なります。
また、基本の作業料金とは別に、
- 事務費
- 運搬費
- 機械使用料
- 枝や幹の処分費
などが必要になる場合もあります。
そのため、表示されている作業単価だけを見て「全部でこの金額」と判断しないようにしましょう。
伐採した木の処分まで含めて最終的にいくらになるのかを確認することが重要です。
木の伐採はシルバー人材センターと伐採業者のどちらが安い?
シルバー人材センターを検討する大きな理由のひとつが料金でしょう。
ただし、シルバー人材センターと伐採業者は対応できる仕事内容が同じとは限らないため、単純な料金比較はできません。
小さく作業しやすい庭木ならシルバー人材センターが候補になる場合があります。
一方、
- 高木
- 大木
- 建物の近くにある木
- 電線付近の木
- 重機が必要な木
- 特殊な方法で切る必要がある木
などは、伐採業者への依頼を検討した方がよい場合があります。
「どちらが安いか」だけではなく、「その木を安全に伐採できる依頼先か」で選ぶことが大切です。
木の伐採|シルバー人材センターと伐採業者の違い
大まかな違いを整理すると次のようになります。
| 比較項目 | シルバー人材センター | 伐採業者 |
|---|---|---|
| 小さな庭木 | 対応する地域あり | 対応可能な業者が多い |
| 高木・大木 | 制限されることがある | 対応可能な業者あり |
| 危険な場所 | 断られることがある | 条件に対応できる専門業者あり |
| 重機を使う作業 | 対応範囲に制限あり | 必要に応じて対応する業者あり |
| 抜根 | 対応しない場合あり | 対応する業者あり |
| 処分 | 地域によって異なる | 業者によって異なる |
| 料金 | 地域ごとに異なる | 業者・現場条件で異なる |
シルバー人材センターが悪く、専門業者が良いという意味ではありません。
作業しやすい庭木ならシルバー人材センター、高木・大木や難しい場所なら対応できる伐採業者というように、木の状態によって使い分けるのが現実的です。
シルバーで対応できない木は伐採業者へ相談する
シルバー人材センターは料金を抑えて依頼できる場合がありますが、対応できる作業は地域によって異なります。
特に高い木や太い木、住宅の近くにある木などは、安全面から伐採を受け付けていない場合があります。
シルバー人材センターへ確認して対応が難しかった場合は、高木や大木の伐採に対応できる業者へ見積もりを依頼する方法があります。
伐採110番では庭木の伐採について相談できるので、「シルバーでは頼めなかった」「自宅の木を業者へ頼むといくらになる?」という場合は、実際の条件で費用を確認してみるとよいでしょう。
一般的な庭木を業者へ依頼した場合の料金については、庭木の伐採費用で高さ別の費用や追加料金をまとめています。
▼ シルバーと伐採業者の費用を比較して確認する ▼
【伐採110番】木の伐採をシルバー人材センターへ頼むメリット
地域のサービスを利用できる
シルバー人材センターは各地域にあります。
自宅周辺のセンターが植木作業や伐採に対応していれば、依頼先の候補になります。
小規模な庭作業を相談できる場合がある
庭木の剪定や草刈りなど、伐採以外の庭作業を扱っているセンターもあります。
小さな庭木の手入れを検討している場合には相談しやすいでしょう。
料金体系が公開されているセンターもある
作業単価や事務費などをウェブサイトで公開しているセンターもあります。
ただし、最終料金は作業内容によって変わるため、実際の見積もりを確認する必要があります。
木の伐採をシルバー人材センターへ頼むときの注意点
伐採に対応していない場合がある
「植木剪定」と書かれていても、伐採まで対応しているとは限りません。
剪定は枝を整える作業、伐採は木を根元付近から切る作業です。
申し込み前に「伐採を希望している」と伝えましょう。
すぐに来てもらえるとは限らない
植木作業は時期によって依頼が集中することがあります。
センターによっては作業まで数か月待つケースもあります。
枯れ木が倒れそうなど緊急性が高い場合は、早く対応できる専門業者を探す必要があります。
切った木を処分してもらえない場合がある
伐採や剪定には対応していても、枝や幹の搬出・処分は依頼者側で行うセンターがあります。
反対に、有料で回収するところもあります。
申し込み時に、
「伐採した木の処分までお願いできますか?」
と確認しておきましょう。
シルバー人材センターへの木の伐採依頼が向いているケース
シルバー人材センターを最初の相談先にしやすいのは、
- 比較的小さな庭木
- 足場が安定している
- 周囲に十分な作業スペースがある
- 急ぎではない
- 地域のセンターが伐採に対応している
といったケースです。
ただし、最終的に作業できるかどうかは各センターの判断になります。
シルバー人材センターではなく伐採業者を検討するケース
反対に、
- 5m・10mなどの高木
- 幹の太い大木
- 建物のすぐ近くにある
- 電線が近い
- 斜面に生えている
- クレーンや高所作業車が必要
- 木をそのまま倒せない
- できるだけ早く伐採したい
といった場合は、高木や大木に対応できる伐採業者への相談を検討しましょう。
特に10m前後の木になると、一般的な庭木とは作業方法が大きく変わる可能性があります。
10m前後まで成長した木については、10mの木の伐採費用で料金や作業条件を詳しく解説しています。
住宅などが近く、そのまま木を倒せない場合は、特殊伐採の費用も確認しておきましょう。
木の伐採をシルバー人材センターへ依頼する前に確認すること
問い合わせるときは、次の情報を用意しておくと話が進みやすくなります。
木の本数・高さ・幹の太さ・周囲の建物・電線の有無・斜面かどうか・処分を希望するか
木全体と周囲の写真を撮っておくのもよいでしょう。
そのうえで、
「この木の伐採はできますか?」
「料金はいくらくらいですか?」
「枝や幹の処分もお願いできますか?」
と確認します。
対応できないと言われた場合は、無理に依頼先を探し続けず、伐採業者へ切り替えるとよいでしょう。
木の伐採とシルバー人材センターについてよくある質問
シルバー人材センターでは何mまで伐採できる?
全国共通の高さ制限はありません。
3m以上を対象外とするセンターもあれば、4mや5m程度を基準にしているところもあり、伐採自体を行わないセンターもあります。
必ず地域のセンターへ確認してください。
伐採した木も持って帰ってもらえる?
地域によって異なります。
有料で処分するセンターもあれば、依頼者自身で処分する必要があるところもあります。
抜根も頼める?
抜根を受け付けていないシルバー人材センターがあります。
根や切り株までなくしたい場合は、申し込み前に対応可能か確認してください。
大木でも安く伐採してもらえる?
大木や高木そのものが対象外になっている場合があります。
料金を比較する前に、その木を安全に作業できるか確認することが先です。
まとめ|木の伐採をシルバー人材センターへ頼むなら対応範囲を確認
木の伐採をシルバー人材センターへ依頼できる地域はありますが、全国どこでも頼めるわけではありません。
伐採自体を受け付けていなかったり、3~5m程度を境に高木を対象外としていたりするセンターがあります。
比較的小さく作業しやすい庭木なら候補になりますが、高木・大木、住宅や電線に近い木などは、対応できる伐採業者への相談を検討しましょう。
まず地域のシルバー人材センターへ、「伐採に対応しているか」「この高さの木を切れるか」「処分まで含めていくらか」を確認するのが第一歩です。
▼ シルバーと伐採業者の費用を比較して確認する ▼
【伐採110番】

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